たいへんだ、たいへんだと書いてある。
たいへんだ、たいへんだ、アメリカはこうなってます、自動車業界は・・・ と書いてあります。 個人的には、あまり参考になりませんでした。製造業を中心として、今後のビジネス展開の全般は、押さえられている一方で、SCMの解説書としても、ビジネスモデルを論じる本としても、経営の本としても、それを支える情報システムの本としても中途半端で、あまり印象に残りませんでした。読み方が悪かったためでしょうか。
事例多し
サプライチェーンマネジメント(SCM)をネットビジネスの視点から記述している意欲策です。 短いですが、コンサルタントの著者が従事したと見られる事例や一般に知られている事例も豊富に含まれています。 ただ、著者の意図に反して、ネット・ビジネスからもSCMからの観点からも不完全な気がします。 SCMを論じるにしては、浅薄な感じがします。 本書の性格上仕方がないかもしれませんが、他の大変重要なSCMの論点がぬけているように思いますし、ネット企業のアマゾン・ドット・コムをSCMの先進企業としている印象を与える記述には疑問があります。 また、誤解を生じる記述もある気がします。 一方、ネット・ビジネスに関して興味がある方はパトリシア・シーボルト著「ネットビジネス戦略入門」か他の類書を読むべきでしょう。 重要なヒントが得られると思います。 本書については、ネット・ビジネスやSCMの観点から読むよりも一般経営書として読むほうがいいでしょう。
ネットビジネス環境でのSCMの位置付けは・・・
結論から言って、かなかなの本であると言える。ネットビジネスであろうと既存のビジネスであろうと、モノを介在する形態のビジネスでは「物流」という行為は必ず発生する。それをどのように展開していくか、その手法、注意点などがわかりやすく書いてある。筆者は有名なSCMのコンサルタントだけあって表現方法(見せ方)も凝っていて、事例も豊富。値段もまあまあなのでまずは読んでみることをお薦めする。
日本経済新聞社
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