「使える英語」がいつまでたっても身につかないという人は、相手の英語が聞きとれないことに主な原因があり、「相手の英語が聞きとれない」理由について、著者はズバリ、「聞きとる訓練をしてこなかったからだ」と話す。 著者は英語の教師を続けて25年を数える。その経験から、「英語に強くなる法則はある」と断言。そして、その法則として「英語を聴いて、そっくり復唱する」という、Listen & Repeat法を提案する。英語に限らず何語であろうと、言語習得の流れは 「聴く→話す→読む→書く」なのだから、まず「英語耳」を作ることから手をつけるべきだというのだ。 これはそれほど新しい理論でも何でもない。しかしこのやり方がすべてであり、この方法しかない、と説く著者の口調は熱い。英語の達人として名を成した人たちはみな同じように、このやり方に従ってきた。リンガフォンのレコードやラジオのFEN放送を、四六時中聞き倒すことでペラペラになったという武勇伝を聞いたことがあるかもしれない。CDやMDという、語学学習にはまたとないツールを手にできる現在は、なんと幸せな時代かと、読者への応援歌も高らかだ。 しかし実践あってこそである。本書のユニークな点は、トレーニングは1日1時間21日間という具体的なシステムが提供されていることだ。これは著者の経験から割り出された数字という。付属のCD教材には、「family story」「school story」「business story」の3種類のストーリーが収録されている。これは、英検2級の過去の問題からリサーチし、TOEIC受験に役立ちそうなビジネス用語などを視野に入れたオリジナルストーリー。テキストにはスクリプトと丁寧な注意書きが見られる。内容はテレビドラマほど魅力的ではないのが惜しまれるが、これはないものねだりというものか。 英語を読むスピードはナチュラルスピードを含めた3種類。自然にスピードに耳慣れしていけるよう配慮されている。(祐)
必要なのは、謙虚さと努力です
最初に申し上げると、筆者の指導通りにトレーニングをこなすのはかなり大変だと思う。 私は英会話学校に通っていて、授業はもちろん自宅学習もこなしスクール内でのレベルアップも早く自他共に認める努力家であった。 しかし、本書のトレーニングの辛さの中で、はそんな甘い認識と共に私の生根は叩き直された。当初は、「辛い割に結果がわからない」というのが率直な感想ではあったが、随所に出てくる筆者の厳しくも的確なアドバイスに何度も勇気づけられた。 結局の成果としては、発音が良くなり考えるより先に口が動く、ということが実感できた。これは自分でもはっきりと分かる、驚くべき進歩であった。 しかし、この成果もトレーニングを継続しなくては決して身に付かない。 改め!て「自分の努力次第」ということが体で分かり、渇!の入る1冊である。
使えます。
値段とサイズ、コンセプトがよく似た本がいくつか出ていますが、 これが一番良かったと思います。理由としては、 ・使えそうな表現を意識的に多く取り入れている。 ・徐々にレベルアップするようなつくりになっている。 最初は一番遅いスピードでも無理のように思えましたが、1月くらい続けると、一番早いところも何とかこなせるようになり、表現も覚えてしまいました。 不満は、前置きが長い割にシャドーイングのやり方について説明が足りない点でしょう。
英会話学習の王道!
「この方法しかない!使える英語を身につける」と副題に書いてありますが、英語をnativeのように使いこなすためにはおそらく「この方法しかない」のではないでしょうか。現在、英語を勉強しており、3歳の子供がいるのですが、子どもが無意識に言葉を使いこなすのは、耳から入った音をそっくり真似てしゃべる、まさにこの方法なのです。しかもこの方法は100%確実で、1年とたたないうちにうるさくて仕方のないほど流暢に、まさに口に脳味噌があると思うくらい、お話になるのです。「じっと耳を澄ましただ繰り返す」このことは、「英語は絶対勉強するな!」にも全く同じようにしてマスターしたことがかかれています。ただこちらの方がCDと教材がついている分実際にトレーニングし易そうです。ただリピーティングはやってみるとかなり難しいです。 多数の紋切り型の安直な英会話本の中にあって、題名や見かけは普通ですが、著者の熱意が伝わってくる素晴らしい本でした。
ジャパンタイムズ
Listen&Repeat+D―英語の自信が確信に変わる 頭に英語回路ができる! 音読でマスターする英単語―Words+phrases 英語が英語のままわかる本―頭の中に英語回路をつくるための実践トレーニング なるほど!英文法Q&A
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