「家をつくる」ということ (講談社文庫)



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「家をつくる」ということ (講談社文庫)
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家族を考えるには、参考になります

〜住宅で初めてグッドデザイン賞を受賞したミサワホームの注文住宅から、家づくりとは何か、家族とは何かを調査・考察している。全編を通して著者は、関係が悪化している家族、凶悪犯罪を起こすような子どもが育ってきた家族の家の間取りを見ると、共通点が浮かび上がってくると主張している。いろいろな文献を当たって書かれたようで、読み応えはあったけれど〜〜、首をひねる点がいくつか。

まず、家づくりについて熟考している様子なのに、なぜハウスメーカーの建てる家は疑ってかからないのか。途中、ミサワホームの広告を読まされているのかとさえ思った。さらに、「問題のある家族は、こういった間取りに住んでいる」と言ったところで、それは家族の間における問題が家の使い方にも現れていると言うだけであって〜〜、正しい間取りの家にさえすれば問題が解決するわけではないのに、その先に何を主張しようとしているのか。この著者は、問題の設定の仕方やアプローチの方法が、独りよがりだと思う。

家を抜きにして、どういう哲学で家族をつくり、子どもを育てればよいかという点については、参考になったし、面白かった。〜



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